異世界転生したパパの備忘録がスゴい

育児はムーンプリズムパワー

ノーシンクよろしこ

今、どこの店に入っても子供が手指消毒するのが習慣になっている。

自分が消毒を忘れて入店しようとする時も、子供が消毒している姿を見て、ああそうだったと思い出す事が時々あるほど。

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コロナ終息後も無意識に入口にあるアルコール消毒しに向かっているんだろう。
昔はなかったから少し可哀想かな、とも思う。

でもこれを使って、俺が今後テレビでキムタクを見る度にしつこくしつこく「よろしこ」と言うと、将来キムタクを見たら「よろしこ」と言うサイコパス息子が誕生ってワケ。

寝起きから野田クリスタルごっこ

今日は寝起きから子供達に声で質問攻めされる。

「今日はどうやってお仕事いくの?」

「ねえねえ、ご飯は食べた?」

「これからゲームする?」

まだ寝たいから目を瞑りながら、適当にマヂカルラブリー野田クリスタルがネタに入る時みたいに語尾をかすれた感じで

「仕事場へは車で行くよぉー」

「ご飯は食べてないよぉー」

「ゲームはしないよぉー」

と、目を閉じながらも本気で声真似して子供に返答してたら、自分で笑ってしまい、目が覚めた。

魔法のパウダーという響き

今、子供達はマリオやルイージに夢中。

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これ300円くらいすんのよ。

内容も少ないし、買うのは少し躊躇してた。

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魔法のパウダーと水道水で出来る昔からあるお菓子だよね。

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粉と水を混ぜて、少し冷蔵庫で冷やして完成。
最近のは背景まで付いてるのね。

グミはシルエットで辛うじてキャラがわかる程度でなんだかな〜、と思っていたけど、子供達はテンション上がる上がる。

競う様にしてグミを口に入れる。
子供心を掴んでよう出来てるわ。

本屋の中で子供に敬語

トイ・ストーリーに出てくるリトルグリーンメンという三つ目の2頭身キャラがいるんだけど、作中で「感謝永遠に」という名台詞がある。

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この前、本屋に子供達を連れて行って、最近子供達がハマっているパズルをせがまれて、買ってあげる事にした。

俺が手に持った瞬間に「かんしゃえいえんに!かんしゃえいえんに!」と大声で連呼。

まわりの客の視線が集まる俺も恥ずかしくなり、「勘弁してください」と子供達に言いながらレジに急いだ。

結局子供は

子供は可愛い。

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しかし、子供が起きている時は絶えず何かしら

「ねぇーねぇー見てー」

「これなにー?」

「○○って言ってみて〜」

と呼ばれるし、目を離した一瞬の隙きがあれば椅子の上に立とうとして危ない。

本なんか読もうもんなら、俺の目線に頭を突っ込んで覗いてくるから、子どもの後頭部で文章は読めない。

オムツ替えだ、喉乾いただ、子供達が寝るまで自分の時間なんかない。

しかし、子供は可愛い🤩

引っ越しと海洋堂とファッションモンスター。

今週のお題「引っ越し」。

妻とは結婚が決まってから同棲を始めて、数年間アパートで暮らしていた。

結婚式も無事終わり、しばらくして子供も産まれた。
夜泣きなどで一緒のアパートの住人に申し訳ない気持ちもあり、引っ越す事になった。

引っ越しにあたり、押入れやロフトを確認してみると、妻の膨大な衣類や靴、バッグの数々。
タグがついたままの服やスカートもある。
挙句の果てには今は無き妻が溺愛していたブランドの福袋も未開封で2、3袋見つかる始末。
もったいなくて、開けられないんだと・・・😴

自分は必要最低限の衣類しか持っていないし、靴も職場用2足、プライベート用1足、冠婚葬祭用の1足くらい👞
妻は自分のファッショングッズの5倍は軽く所持しているファッションモンスター(に見えた)だった🐲

アパートの玄関にあるシューズボックスは住み始めた当時、大きくて2人なら余裕だなと思ったのもつかぬ間、
妻の靴ですぐにパンパンになってしまった👠👠👠👠👠

うちの夫婦は誕生日にサプライズプレゼントなどはなく、設定金額の中でお互い相手の好きな物を買ってあげるというのが習わし。
それにしてもよく妻は靴を欲しがる。もう数年連続だ。

本当にアパートの下駄箱に入らないくらい靴やヒール、ブーツ、サンダルなどがあり、ロフトにもたくさんの箱に入った靴で溢れていた。
どーしても欲しい靴があるなら、買ったらひとつ靴を処分する事で話がついた。



妻のコレクションが膨大という事を書いてきたが、自分のコレクションがないというわけではない。

自分はガチャガチャサイズのフィギュアを大量にコレクションしていた。
病的に集めていた事もあり、最高時は数千体所持、同棲するにあたり、9割を処分し、それでも厳選した捨てられなかった400体以上をアパートに持ち込んだ。

付きあい始めた時にこの事をなんとなく伝えていた妻にも、同棲のタイミングでフィギュアの事を本格的にカミングアウト。

何百体のフィギュアを確認した妻はそんなに驚かなかった(ように見えた)。
その勢いで、大型ガラスケースを購入。
厳選された精鋭フィギュア達を綺麗に並べ、ライトアップされたガラスケースを眺めれば、ガチャフィギュアヲタクが感極まる瞬間でもあった。

そのフィギュア達とも引っ越しを機に、現在は更に厳選して200体以下に断捨離。

もともとあった数千体のコレクションをよく捨てられたなぁ、と思う。

そもそも俺がガチャガチャフィギュアに心奪われた理由は、テレビでフィギュア造形集団会社の海洋堂を見てから。

実際、海洋堂のカプセルフィギュアのAKIRAシリーズを手に入れた所、ミニマムサイズから衝撃を受け取った感覚は今でも忘れない。

手の中にすっぽり隠せる程の大きさなのに、まつ毛や口元の表情まで造形と塗装により、フィギュアに命が吹き込まれていた。

その当時見た特集の記憶だと、海洋堂は小さい部品の塗装をそれぞれ作業員が一部「だけ」丁寧に塗り、フィギュアを次の人に渡すという作業らしい。

例えば、眼だけペイント、服の赤色だけペイント、と作業員によって「ある一部だけ」を塗る。
1人が何色も使わないから、筆も変えなくて良いし、塗りミスも少ない。
とにかく、そのフィギュアの一部だけ塗るプロ中のプロになれる、という事だった。

また塗装だけではなく、それを活かす土台の造形も他のメーカーは追随出来ないほどの質感だった。
例えばこのアルプスの少女ハイジ
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雲の立体感や崖や小屋の遠近法、小鳥の躍動感、ハイジのやわらかそうな頬、フィギュアを組み立てた時に不自然でない計算され尽くした立体感はまさに完璧。

そんな革命的な制作工程で作られた宝石の様なフィギュアをむさぼる様に集めた。
海洋堂は俺の「オマケのフィギュア」という概念を木っ端微塵に吹き飛ばしてくれた。

進撃の巨人
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サイボーグ009
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手塚治虫 ミニヴィネットアンソロジー
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羽田空港限定
ANAユニフォームコレクション
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など挙げたらきりがない。

このハイクオリティのフィギュアがガラスケースにズラリと並ぶのは爽快であったし、先程も書いた様に給料で少しずつコンプリートさせていくというヲタ心を満たしてくれる物だった。

しかし小さい自分の分身である子供達が日々、様々な変化や豊かな表情を見せてくれるのはフィギュアは見せてくれないと感じ、フィギュア収集家の熱が一気に冷めてしまった。
引っ越しの際に大部分を処分出来たのもそれが理由だろう。

現在、その棚の大部分に、子供達が幼稚園で作った紙粘土などの工作が並べてある。

しかし、まだ断捨離出来ていないフィギュアもあり、完全にコレクターを捨てきれないのは自分の甘さだろう。

それを手放すのはいつの日が来るのだろうか?